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奥の塊

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クタクタで、深夜にも関わらず、文字にしたい事がよくあります。


自分が悩みを沢山抱えていた過去があったせいか、いろんな自分の分身に出会います。

前にも書きましたが、外に出ても家に居ても、出くわすものです。



そんな人達との出会いを通して、私は絵が好きなのですが、人の心の弱さとか奥に興味がとてもあるのだと改めて思います。

そのような人に出会っても、私が出来る事なんて殆どなくて、ただ一緒に今を生きているという事実だけがあります。


心の悩みは厄介です。
傷付いた事を大人になってもずっと覚えていて、どんなに剥がそうとしても剥がれない頑固なモノが多いのです。

心の悩みを取るきっかけを作ってくれるモノを試す人、試さずに居る人、様々です。


自分の悩みや心の黒い一点は良いとも悪いとも言い難く、その人の人生を作ったり磨いたりするので、やはり自分の責任でもって、自分を全うするしかないのでしょう。




絵の具は白から黒までがあり、ピアノは一番低い音から高い音までちゃんと用意されています。

一人一人が色を持って生まれて来て、自分の色に気付くのにも時間がかかるモノです。


『もう大人だから・・・』

とか

『もう三十路だから・・・』

とかよく聞きますが、年の事より自分の中の声を気にしないといけない気がしてなりません。



とても骨の折れる事ばかりが起きたり、嫌な事を言われたり、周りはいろいろ言うものですが、何を優先し、何を持ち続けるのか、それは自分が一番よく知っている気がします。



でも、どうやっても解らない時は、考えるのを止めて、浮雲のようになっても良いのかもしれません。



絵が好きですが、私はどうも心の奥にあるモノも好きなのだと思います。

毎日毎日、それを意識しろと言われているかのように、毎日が成り立って行くのだから、降参するしかないです。




そんな私は、きっとそんな絵を描き続けて行くのでしょう。


密教か何かの絵で、一目見るだけでいろんなモノが洗われるという絵があるみたいですが、少しそんな絵に憧れます。
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by matsu-komichi | 2013-02-28 01:48

好きなもの

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昨日、やっと個展のDMに使う版画が摺れました。

写真は、色をのせる筆というか、ハケというか、そんな感じのものです。
大小様々なのがあります。



しかし、まだまだ版は作ります。まだまだ気は抜けません。





気は抜けないのですが、息抜きにまたお気楽な版を作りました。

アラジンの魔法のランプみたいな版です。

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実はあまり アラジン の話を知らないのですが・・・




彫る事も好きになって来て、簡単なモノならすぐに作れるようになりました。




やはり、好きな事 という事が軸にあるからです。




好きと言えば、私はゴーヤが大好きです。
(今は時期ではないですが・・・)

ゴーヤが好きだといろんな所で言っていたら、先日、沖縄に行った友人になんと・・・!!

ゴーヤTシャツを頂きました!!

大好きなゴーヤがでかくプリントされている!!
(まだ寒いので、夏になったら家で着ようと企んでいます。)



その友人達との食事会の沖縄料理のお店でゴーヤTシャツを頂くなんて、スゴイと思いました。

沖縄万歳!!といった感じです。


しかし私は沖縄には行った事がありません。
でも、こーなってくると、沖縄に行きたくなって来ます。

北海道にも行きたいし、沖縄にも行きたい。


日本の端から端まで制覇したい気分です。



でも、一つ心残りが・・・・・・沖縄料理屋さんで、私はゴーヤチャンプルを食べなかったのです・・・(T_T)
何故だか解らないですが、食べなかったのです・・・。

モズクの天ぷらやミミガーや海ぶどうは食べたのに・・・。



おそらく、これはもう一度沖縄料理屋さんに行けと言う事だと、解釈します。


奄美・喜界島の言葉では ゴーヤチャンプルとは言いません。

ニガウリ・イッチャアシー です。
(ニガウリ炒め、という意味です。)


リベンジ、ニガウリ・イッチャアシー!




でも、好きな事は言ってみるもんですね。

沖縄料理屋さんにも去年の暮れからずっと行ってみたいと思っていたので、とても有り難い食事会でした。




あと、好きな事や行きたい所と言えば・・・

水族館も何故か行きたいですし、桜が咲いたらお花見に行きたいです。
洋服も作りたいし、日曜大工もしたい。


不思議と、いろいろ面白い事は叶うものです。

だから、春が待ち遠しいです。




不思議と言えば・・・。

昨日の夜、またオルゴールが鳴りました。勝手にです。


手でネジを巻かないと鳴らないオルゴール。
そんなオルゴールがもう私の部屋では何度も鳴っています。
(頻繁ではなく、不定期に、ですが。)


こないだは夜中の2時に何故か目が覚め、ぼんやりしてると鳴りました。

さすがに冷っとしました。無理やり寝ました。



でも、昨日は 

『はいはい、またかいな・・・もうええって・・・』

と言っている自分がいました・・・!!



慣れるとは、恐ろしいことです。




不思議な事も何度もあると慣れるという事ですね。
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by matsu-komichi | 2013-02-25 21:42

美しさの形

今日もまた、写真ナシです。
今日はいろんな人に会ったのでクタクタで、写真を編集する気力がないです…。


今日は四国から友人が関西に来ていて、専門学校時代の友人のラーメン屋さんに行き、そこで偶然専門学校時代の友人家族に会い、ラーメン屋さんでプチ同窓会になりました。


そして別な友人の仕事先に行き、仕事場の人と軽く話し、最後は四国の友人の結婚相手に会いました。


一日中笑いの絶えない日でした。




繋がり繋がり、いろんな事が橋になって、いろんな川を越えた気分です。


思えば沢山、いろんな人に出会って来たのだと思いました。

価値観の違う人が沢山居て、性格も違うのに、ひとところに集まり、そしてまた四方八方に散らばる。


私の文章をきっと、綺麗事だと言ったり、意味のない不幸話しの羅列と言ったりする人も中にはいるでしょう。

ピアノやクラシック曲なんてつまらないとか、30代のくせに偉そうな物言いだとか、思う人もいるでしょう。

不思議ちゃん、で済まされたり、穀潰しだとか思う人もいるでしょう。

善人ぶってイヤらしいとか、芸術は意味のないモノだとか、言われる事もあるでしょう。



それで良いのです。




重い荷を自分で下ろせず、身軽に生きる人を羨んでしまう事もあるし、もういい加減手放せ!!と言われても怖くて何も手放せない時があります。

これでもかと言うくらい好きなのに、相手に好きだと言えない時があります。

誰にも言えない悩みを抱えて、どうする事もできないでいる事もあります。

柄にもなく真面目な事を書きたくなる時があります。



それでも良い気がします。



時にかなって美しい。

と、思ってしまうのです。




誰かに『これしなさい、あれしなさい』と言われても、本当に心や胸に染みなければ動けないし、本当に心や胸に響いた時は、誰に何を言われても動くのです。




むき出しの心に出会うと、自分もむき出しの心で相手に向き合う。

私はくそが付くくらい真面目だと言われますが、ただそんな事が楽しいからそうしてるだけなのだと思います。




先日、

『クラシックは古典で、何故音楽やってる人は新しい表現をしないのか?』

と問われた事がありました。

なるほど、その通り!!と思いましたが、クラシックが一番新しいと感じる人も居て、ドレミファを100人が弾くと100通りの音がする事を知っています。


でもその知り得た事は自分が経験した事によって得られたのだから、自分だけの真実を全ての人がめいめい自分の中に感じているのだと思います。




最悪な自分を、未熟な自分を、解放する広がりがあり、ピアノに向かうとやはりその広がりが肝心だと思います。


斜に構えたモノの考え方でも、皮肉しか言わない人も、絵にしたら絵に成るのだと思います。



今日四国の友人が

『この世は神様の遊び道具らしい』

と言ってました。




嫌われても、引かれても、バカにされても、なお

『人を愛せよ』

とも言うでしょう。



悟るにはまだまだ早いですが、明日やろうはバカヤロウ!!なのだとしみじみ思いました。

なんのこっちゃ、と言われそうですが…自分を楽しんだモノ勝ちです。


私は油絵と木版画とこのブログに助けられています。

最悪なまでの寂しさの大きな穴が自分にあるけれど、それも自分の味になり息付く時があるのだと、今日思いました。



もがいてても、スイスイ泳げても、どちらでも良くて、自分らしく居てたら良いような気がとてもした土曜日でした。
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by matsu-komichi | 2013-02-24 01:53

人の軸

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今日は、電車に乗り、出町柳まで行きました。

何故かというと、前日に友人との食事会があり、その席に自分の携帯電話を忘れてしまうというヘマをして、友人に預かってもらい、今日出町柳まで受け取りに行きました。



いつもなら、出町柳の駅を降りる事は少ないので、新鮮でした。

出町柳から叡山電鉄に乗り、鞍馬にはよく行くのですが、今日は駅に降りたので、近くにある下鴨神社に行きました。



初めてだったので、友人に神社まで道案内してもらいました。

長い参道があり、大きな木が幾つもあり気分が高揚しました。


道の先に朱塗りの建物が見えて来ました。

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門をくぐり抜けると、本殿があり、その周りには干支の神様を祀っていました。

まずは本殿にお参りし、私はメーメーの未年なので、そのお社をお参りしました。

梅の花もポワンと小さく姿を表していました。
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神社の立て看板を見ると、なんだか、とても恋愛色の強い神社でした。

京都の清水寺にも恋愛の神社がありましたが、ここ下鴨神社はとても大きな恋愛相談所のようだと感じました。


小川が流れているし、参道が長くて、まるで龍神さんがそこに寝そべっていて、恋愛相談に来る人を背に乗せてくれているようでした。
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樹を見上げると、龍神さんが天に登って行くようでした。
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糺の森のベンチでゆっくり休憩して、家に帰って来ました。




神社の近くに産まれた友人の気質がこの土地によって育まれたようで、一本気な質をとても感じました。






いつも不思議だと思うのですが、見えないモノなんて信じない!と言う人でも初詣には行きます。
自分が生まれた土地の神様にご挨拶するかのように、赤ちゃんの時はお宮参りをします。



自分が見えない存在と一緒に生きているなんて普段は考えもしないのに、神社やお寺やお墓参りには行きます。

それは何故かと言うと、ある一つのポイントを軸にしないと、人はブレて方向軸が無くなってしまうからではないかと、私は思います。

無意識にそのポイントを選んでいて、それを軸に自分の道を行こうとするのだと思います。



神社だけでなく、自分の心が求めてやまない土地を軸に。

パリ、ニューヨーク、スペイン、沖縄、北海道。


産まれた土地ではなくても、胸躍るモノや、取り戻したい物がどうしてもそこにあり、そこを時間軸にしているようです。



人と土地、これは切っても切り離せない 縁 なのだと感じました。



時空を超えてずっと変わらない力が鎮座している場所へ行くのは、実に面白いです。





食事会の席で携帯電話を忘れたのは、神社に行く為だったのだとしみじみ思いました。

今度は草木が茂る夏に来ようと思います。
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by matsu-komichi | 2013-02-22 23:31

美しさ

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2月は一番寒さが厳しい時です。

でも、寒くても咲く花があり、この小さな淡い色を見ていると寒いと文句を言っているのは人間だけのような気がしてきてなんとも情けない限りだと思います。

春になるまで、まだ当分寒さが厳しいでしょう。



私は春生まれで、来月になるとまた一つ年を重ねます。



今日は用事で街で会った人に

『学生さんですか?』

と言われました。


『学校なんてとっくの昔に卒業しました・・・』

と言うのが恥ずかしかったです。



間違えられるのは、あまり化粧も好きではないので、ほぼスッピンに近いからでしょう・・・。



電車に乗ると、とてもよい香りがしたり、綺麗な爪をしていたり、高いヒール姿の女性を見ると、

『ああ、女の人だなぁ・・・』

としみじみ思います。



でも、女の人で

『この人はとても綺麗だ・・・』

と思うことは殆どありません。



男の人でも、

『この人はとても素敵だ・・・』

と心底見惚れてしまった事は殆どありません。


何故かと考えてみると、何となく街や電車で摺れ違う人はチグハグな感じだからなのです。




でも、今日、とても綺麗な印象を受ける人に出会いました。

その人は街で見かけるキラキラと煌びやかな恰好ではありませんでしたが、落ち着いた声をしていて、何故か私の心までリラックスしていました。

滑らかに会話は進むし、自然に笑顔が出て来るし、不思議だなぁと思いました。


時々、そんな人に出会うのです。


見た目がとても整っていても、受ける印象がめちゃくちゃな人もいます。




接していると心が温まる、そういう人を私は美しいと思ってしまいます。

男の人でも、そんな人が居たらいいのになぁと思います。



接していると、心が温まる人。



よし、今度から

『好きな男性のタイプは?』

と人に聞かれたら、

『接していると心が温まる人』

と言おうと思います。




と、ブログで宣言するような事ではないですね・・・。




美しさの定義は、人それぞれです。




今日会った人みたいな感じに自分もなれたらいいなぁと思いました。

見かけに騙されず、誰にも物怖じせず、穏やかに人と接する事が出来る人になりたいなぁと思いました。




でも、まず、緊張しぃな性格をどうにかしたいです。
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by matsu-komichi | 2013-02-21 01:59

操作

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昨日の夜、お雛様を出しました。

3月3日までしか飾れないので、なるべく早く出そうと思っていたのですが、バタバタしていて、もう2月半ば過ぎました・・・。


お雛様をよく見てみると、お内裏様とお雛様は着ている着物の色が違うのですが、なんと隠れペアルックだと判明しました。
(私のお雛様だけかもしれませんが・・・)

お内裏様は濃い紫の着物で、お雛様はオレンジ色の着物なのですが、お内裏様の内側の方の着物はオレンジ色で、お雛様の内側の着物は濃い紫でした。

雅なお方もペアルックだったとは・・・操作されてます。




そして、よく人形の表情を観察すると、お内裏様はとても凛々しく真っ直ぐに前を向いているのですが、お雛様はと言うと、扇を持ちつつ、なんとなく目線はお花やお供え物の所に向かっているようで・・・好奇心旺盛というかなんというか、お内裏様そっちのけで花や団子に目が行っているのです・・・。

現代の女子像を反映しているかのごとく、です。





と、そんな感じでお雛様とのんびり向き合い日向ぼっこしている暇がないくらい、私はいろんなスケジュールが詰まって来ました。

自分じゃない誰かが、私の行動をコントロールしているみたいな感じで、何とも不思議な奇怪な事をしまくっています。



人にお誘いを受けると

『否、私はやめときます』

と頭では言うつもりが・・・

『はい、なんとかやってみます』

と言っているのだから・・・!




今年、予定している展覧会の数がなんと・・・・・・・7回!!(1回の個展と6回のグループ展)


そしてイベントにも参加したりします。

今までの私からしたら、あり得ないくらいのスピードです・・・。



去年の末、私の木版画を購入して下さった方が縁のある海外に私の作品を送って下さり、私の木版画は海を渡り、その地で元気にやっているみたいで、夢を見ているようです。

嬉し過ぎます。





そして、とある場所での共同アトリエに参加することになり、アトリエ無し状態だったのがなんとか作業スペースも確保出来ました。

未知数だらけの2013年です・・・!!



波止場でぼんやりいろんな船が行き来する様を見ていたのに、とうとう自分が船を出して行き来する事になろうとは・・・。



船の軸はしっかりしていないと、帆が張れません。

風を上手く読み、星の在りかや季節を知り、帆を張り、進めて行かなければなりません。



でも、急激にあれもこれも、と手出しは出来ないので、やはり自分の出来る範囲で進めて行こうと決めています。




去年のクリスマスに、クリスマスカードを送って下さった方がいて、その方のカードに

『私は○○さんの絵が好きです』

と書かれていて、とても嬉しかった事をよく思い出します。


トラウマ、心の鉛、エゴ、弱さ・・・・・そんな塊な自分なのに、そんな自分の書いた絵を好きだと言ってくれる人が居たなんて・・・。





不思議な世の中です。





言えないモノが心にたくさんあるのに、心に溜まれば溜まるほど、見えない別な何かが生まれて、それに気付くのは決まって自分ではなく周りの人なのです。


不意に涙が出る時は、そんな時です。




だからまた、今年も、展覧会を頑張ろうと思います。
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by matsu-komichi | 2013-02-18 20:45

土地の質

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突然ですが、私はピアノが好きです。

昨日、BSで 加古隆さん の特集がやっていて、フリージャズというモノもいいなぁと思いました。



大阪出身で、若い頃、フランスのパリの音楽院で留学していたというのを初めて知りました。

音楽院での恩師が教会でパイプオルガンを弾いていたらしく、もう今はお亡くなりになっていたので、教会のオルガン奏者さんが恩師の曲を弾いていたのですが、その曲がもの凄かったです。

かなり前の時代の人なのに、とても斬新で枠に囚われない曲で、宇宙を思わせる音でした。

そんな人の下で音楽を習い、加古さんがその恩師に

『日本人という事は財産だ』

と言われた事が今でも心に残っているらしく、なるほどなぁと思いました。



アフリカから現れた人類は長い旅を続けて、世界の隅々に散らばり、様々な人種になり様々な特色を持つようになったと、学校で教わりましたが、学校で教わっている時は、今一つその壮大さにピンと来ませんでした。

でも、大人になっていろんな人に出会い、人にはそれぞれ特徴があり、性質が異なり、異文化の人と交流を持つ事で、自分は自分なのだとか、日本人なのだという実感が湧いています。



自分の生まれ育った国の特色を体で感じていて、自分がその土地の恩恵を受けているという事で、出て来るモノもその国の味になっているのだと感じます。

例えば、ピアニストのリストの超絶技巧曲をフランス人が弾くとフランスの香りがして、日本人が弾くと日本の香りがするでしょう。



それほど、土地の豊かな力は見えなくても息付いて人に影響しているのだと思います。






話は変わりますが・・・

私は日本人ですが、何故かフランスが好きです。

フランスに住みたいとは思わないですが、フランス語を聞くと何故か懐かしくなるのです。

フランス語なんてサッパリ解らないですが、フランス語の歌を聴きまくって意味は解らないけど耳コピしたりするほど、フランス語の音が好きなのです。



一度、梅田の劇場で美輪さんの舞台を見に行った事がありました。

エディット・ピアフの物語でした。

美輪さんの存在感が凄過ぎて、フランスとかエディット・ピアフとか消し飛んでいましたが、美輪さんがフランス語で歌う時、自分も一緒に口をパクパクさせて、フランス語の歌を歌ったりしてました。



日本人なのに、こんなにフランス語の音が好きだなんて、我ながら可笑しいですが、懐かしいのです。

かと言って、フランス語を習っているとかではないですが、なんだか遠い昔にフランスに居てたような感じがして

『ああ、私は今は日本人なんだなぁ・・・』

と変な気分に陥ってしまうのです。


でも、やはり自分で選んでこの場所に来た様な気もしていて、日本の土地の性質が自分に必要なのだと感じています。




最初の話に戻りますが、自分の生まれた土地の質は財産だと言う事。

それが心に残り、深夜なのにブログを書いているのです。

良い所も悪い所もありますが、それを使って舵取りをして、操縦して行くのだと思います。




加古さんの曲はパリを思って書かれた曲でしたが、何故か日本の 赤とんぼ の様な歌の情景があり、ポエジーでした。

音が広がって、その大きなスクリーンの中に色があり、香りがありました。




私も、自分の生まれた土地を財産だと言えるようになりたいと思いました。






そんな事をつらつら考えていたら、バレンタインも終わってしまいました。

バレンタインは男女限らず、想いを寄せる人にチョコをあげて良いのだと思います。
チョコレートには目がないので、もらう側になってチョコをたらふく食べてみたいと毎年思います。

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そんな思いを込めて(?)チョコの版を息抜きに作ってみました。



チョコをもらわなかったそこのあなた!!

エアーチョコ、召し上がれ。

ボナぺティ。
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by matsu-komichi | 2013-02-16 02:35

ものつくり

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彫刻刀を使う日が続いています。


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和綴じ本を作ろうと思っているのですが、簡単なノートをまず作ってみました。

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あまり紙でしおりとか。

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封筒なども作ってみました。
(・・・出来たけれども、完成したのを見ると、ピアノの形が左右逆・・・。昨日は傘を友人の車に忘れ、その前は封筒の上下逆で宛名を書いてしまうし・・・。うっかりミスはいったいいつまで続くのか・・・?)



意外と簡単に作れるものです。

封筒なんかは、ここぞって時に

『あれ!?封筒ないわ!!どないしよ!!』

となるのですが、自分で作れたらもうそんな事にはなりません。
(ただし、本当に封筒が居る時にのんびり封筒を手作りしている暇はないですが・・・)




去年の末くらいから、何か簡単なワークショップとかが出来るといいなぁと思うようになって来ました。

出会う人達にいろんな刺激を受けて、自分も手で何か出来ないかと考えるようになって来たからです。



それに、お釈迦様の四門出遊ではないですが、行く先々で(否、家に居ても)出くわす人がいます。

ストレス過多で、自分を自分でコントロール出来なくなっている人です。


私が何か出来る事はないかとさえ思うくらい、コントロールがきかなくなっている人。
そんな人に出会う率が高いのです。





巷には 音楽療法 というものや アートセラピー というモノがあるみたいですが、今まで私はそういったものはノーマークで、それどころか自分を自分で立て直さなくては!といった具合だったので、何も知識はないのです。

セラピー的なものを受ける側だったのです。



でも、ある時から、バタバタと見聞きする人が過去の自分の姿の10倍20倍も酷くしたようなストレス過多の人が多くなってきたのです。


私が出来る事といったら、やはり・・・・・・美術だけ。

それも、私はあまのじゃくなので、人に教える美術は苦手なのです。



その昔、教育実習に行っていた時、心の中では

『1~5段階なんて付けたくないなぁ・・・』

と思っていたし、教室の中で周りの子達と馴染めないでいる子が気になり、ゆっくりじっくりその子とお絵描きや工作したいと思っていました。

そして、それは本当に叶い、じっくりゆっくりまったりな時間をその子と過ごせたりして、その時間が未だにかけがえのないものになっているのです。

教育実習での良い思い出は正にその子との関わりだけでした。



多分、私は少数派と馬が合うのだと思います。




やや話はズレましたが、たかが美術でストレス解消出来るとは思わないのですが、自分の出来る事で何かが出来るという事を出会った人達みんなに教わって来ているので、もしかしたら美術も、油絵だけの手段ではなく、何か社会に貢献出来る事があるのではないか?と思い始めているのです。

教育実習の時みたいに、たった一人とじっくりゆっくりとお絵描きや工作を一緒にする、という事がなにか将来必要になるような気がしてならないのです。


言えない言葉や、飽きるほど言っても足りないぐらいの気持ち、それが穏やかなものなら心配はないのですが、自分を見失うくらいの気持ちがストレス漬けになっていたら、隣で話を聞いてくれるだけで良い、というのに誰もいなくて、極端な行動に走る、というパターンになるような気がします。

人でなくても、何か対象物があり、何らかの表現が出来たら、鬱屈する気持ちを晴らせるのではないか?と思います。




多分少数派対象だと思うのですが、美術で ものつくりワークショップ が出来たらいいなぁなんて思います。



微生物だって、過酷な状況に追い込まれたら、体をひっ付けて、命が消えないように守り合う、と以前の職場の理数系の同僚さんが言ってました。




難解で、訳の解らない絵を描いている絵描きという種類の人間でも、何か出来ないか?と考えてしまう世の中になっている事はもしかしたら深刻な事態なのかもしれませんが、全ての時は黄金だと昔絵描き仲間が言っていました。


今になってその意味がよく解るようになって来ました。






よく行くカフェに、彫りがひと段落付いたら行って、企画書を見てもらおうと思います。



《ものつくりワークショップ》


どうなることやら。
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by matsu-komichi | 2013-02-11 00:19 | 美術

芝生の色

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桜の樹の向こう側には芝生があります。

冷たい北風が吹く季節なので、草の色は落ち着いた色です。




【隣の芝生は青い】

という言葉があります。


お隣さんの芝生の方が自分の家より青く綺麗だ、自分の家のモノなんて・・・

という感じです。




私はよく人から

『好きな事が出来ていいよね』

と言われます。


殆どの場合は悪意のない、素直な言葉なので

『ははは、そうやね~』

なんて言って照れて、すかさず話題を変えます。



でも、たまに

『よくまあ、その年で好き勝手に生きて・・・』

というようなドロンとした気持ちの込められた

『好きな事が出来ていいよね』

という言葉を言われる時があります。


そんな時は、その言葉を言う相手がストレス漬けになっていると解るので、私はまた

『ははは、そうやね~』

とだけ言います。




『好きな事が出来て羨ましいわ~』

ともよく言われます。



でもやはり

『ははは~』

といって切り抜けます。



でも、私から見ると、私を羨む人は私が持っていないモノを沢山持っていて、私がどんなに頑張っても手に入れる事が出来ていないモノを持っています。


頑張っても頑張ってもクタクタになり、手からすり抜けて行くのに、他人はいとも簡単に手に入れている。

それを幾つも幾つも見て来ました。



でも、それを

『あんたは良いよな!!そんなに恵まれてて!!』

と自分の感情を人にぶつけた事は殆どないです。


あまりにも人に羨ましがられた時だけ言った事がありますが・・・。






【好きな事をする】

これは本当に条件が揃い恵まれている事なのですが、何かをずっと続けているという事は、永遠に続く片思いを強いられている様な感覚に近いです。

好きだけど、圧倒的に無力を感じたり底なし沼にいる怖さと、目の前に垂らされている馬の人参のようなもの。


ポジティブもネガティブも両方総動員させて、経験から色と形を習得する様な感じ。

それが付いて回るのです。




絵だけでなく、一つの道を貫こうとする人はそんな感じでしょう。


隣の芝生を見ていても仕方ないなぁと感じます。





今、フィギュアスケート女子のA選手の滑走が迫っています。

私は、A選手の滑りが大好きです。



アイスショー的ではなく、何かもの凄い気迫のある術の極みを追求しているようで、滑りを見ると涙が出るのです。


そして、今、A選手トリプルアクセル飛べました!!!(T_T)


周りの芝生なんて気にせず、自分の技を磨く事を貫いている人だと、いつも感動します。




本当は人と比べなくても良いのだと言う事が全国ネットで表されています。


勉強になります。
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by matsu-komichi | 2013-02-09 21:56

船出

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これは何だと思いますか?





これは・・・船です。


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菱垣廻船という貨物船で、昔、大坂~江戸間を行き来していたそうです。

この船の帆は畳200畳分だそうです!
めちゃくちゃ大きいです!



父方の祖父が船大工をしていたので、船の全貌より細かな細工や木組み部分に何故か血が騒ぎました。

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湾曲している側面や、その曲がり具合に丁度はめこまれている板が美し過ぎます。

こんな綺麗で大きな船が木で出来ているなんて!!
船大工さん達が力を合わせて作り上げた事に感動しました。


博物館の真ん中にこの大きな船が展示されているので、何度も何度も周りをちょこちょこ歩き写真を撮り、一人で見に行ったので、一人でまた地味に感動大爆発でした。





何故、船の博物館を訪れたかと言うと、理由がありました。




実は、この春、船にちなんだ名前のある場所で個展をする事になりました。

私のグループ展を見に来て下さった方がお声をかけて下さり、実現する事となりました。
その方の大きな優しさに感謝です。


詳細はDMが出来てからお知らせしようと思います。
(もったいぶるなぁとお思いでしょう。でも、DMに載せる絵と共に詳細をお伝えしたいのです。なにせ、初めての個展なので・・・)



期間は 4月27(土)28(日)29(月) と期間は短いのですが、内容の濃い良い個展にしようと思っています。

木版作品を出品しようと思っています。
以前作った木版作品と、新作を何点か作ります。


自分の作品をじっくりゆっくり見てもらえる絶好の場所です。

頑張ろうと思います。
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by matsu-komichi | 2013-02-07 19:17 | 美術


『コミチ ピクトゥーラ』 油絵・写真・音楽・自然観察を楽しみながら日記のようなものを書いています。


by matsu-komichi

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