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蘇る時


初めて携帯からのブログアップです。

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数秒・数分単位で池の表情が変わります。

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見逃すものかとデジカメを準備しようとしたら、こんな日にかぎってデジカメを持ってきていないではありませんか !

仕方なく携帯のカメラで、撮影しました。

綺麗な一瞬を切り取るのはなかなか難しいです。

現実の風景は、見ているだけで様々な記憶を呼び起こし、繋げ、景色に加えられます。
あの日の、あの場所で、どういう気持ちで、何を感じたか…

私には、幾つか脳裏に焼き付いている瞬間があります。
それが絵を描くきっかけとなったような気がします。

何年経っても色褪せない、瞬間が誰しもあると思います。

一目見た瞬間に心を奪われた出来事もあり、その時私を捕らえたものが何であったか、10年近く経った後でその理由に出会ったりもしました。

その出来事も綺麗な景色を見ると、鮮やかに頭に蘇ります。


写真としておさめてはいないけれど、きっと一生心に在る絵みたいなものです。

その出来事や人に私は日々新たにされています。


夏の思い出と、私の心を一瞬にして捕らえた人に、恥じないような絵を描きたいなと思いました。
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by matsu-komichi | 2012-06-29 23:26

内面

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切り倒された木です。

木の年輪はよく見ますが、こういう感じの木の内部って感じの部分はあまり見ないので、思わずパシャリと撮ってしまいました。



切り倒されていないと、こういう内部はなかなか見えません。

常日頃、私はこういう内面について考えます。



人間の内面が見えにくいものだからです。




私は、とてもストレスに弱い方で、ストレスがあるとすぐに体に出ます。

緊張するとお腹が痛くなるし、苦手な人が側に居ると、足がつったり、手が震えたりもします。

ストレスを我慢をしていると、皮膚に蕁麻疹が出て来たり、いきなり視野が半分欠けたりした事もありました。
(視野はその後、回復したので、一過性の視力障害でしたが・・・)

でも、ストレスで片目に病いを持ってしまい、今も通院中です。



病気が悪化するのが怖くて、とても疲れたりストレスを感じる事をするのをためらってしまいます。

前に、友人に

『なんでもっとキビキビ動かないの ?! 』

みたいな感じで怒られた事がありましたが、怖くて動けなかったのです。

でも、その理由は何故か言えず、ただただ謝るのみでした。



でもま、ストレスが体に出るのはまだ良い方だと思っています。

はっきりとした病気として現れたら、病院に行くなり薬を飲むなり、対処できるので。




でも、形として現れないストレスの影響があり、それはものすごい数で存在していると感じます。

すぐにイライラして、食べ物を食べないと落ち着かなかったり、お酒やタバコや賭け事や・・・様々です。

それをして、落ち着く段階なら良いのですが、慢性的にストレスが溜まっていると、思考が捻じ曲げられたり、ネガティブになったりして、精神的に辛くなる事が多々あります。


それに、外的要因だけではない場合もあります。


私の場合、10代からあるトラウマがあり、それが引き金になり、いろんな事が上手く行かず、ストレスを増大させていました。


幸い私には 絵 という手段があったので、絵が私の心をいつも受け止めてくれていました。

でも、やはりどうする事も出来なくて、いろいろ心理カウンセリングを受けたりして、今に至ります。



その胸の内を話すのさえ出来なくて、自分の心が壊れて行っているのにも気付かずに、暴走しそうになっていたので、私の目は病気という形でシグナルを発したのだと今は思います。




いろんな所で事件が起きたり、悲しい出来事が起きたりしているのをテレビや新聞などで見る度、私は自分の分身が様々な所に居るのだと思えてなりません。

ストレスがいかようにも人を変化させてしまうからです。


たった一人でも、自分の胸の内を聞いてくれる人が居たら・・・とか、自分の本当の気持ちを認めてくれる人が居たら・・・

人でなくても、自分を受け止めてくれるものがあれば・・・


と、思います。

人間的に出来た心を持っている人なら大丈夫ですが、そうは行かないのが常です。



自分の中を自分で治せる薬が居る気がします。

しかし、光と影が作り出す神秘の像もあるわけで・・・。



私の考えを遥かに超えた所に世の中の秘密があるのかもしれませんが。






大学院の時、よく校舎のテラスで夕陽を見ながらコーヒーを友人と飲んでいました。

真っ赤な夕陽は、いろんな人の思いを吸い込んで静かに沈む様に見えました。


それを、何も言わずに、ただコーヒーをすすりながら友人と見つめる時間が私はとても好きでした。

今はそんな絶景な場所でコーヒーは飲めませんが、自宅で豆を挽きコーヒーを飲む時が好きです。



でもまた夕陽コーヒーが飲みたいものです。
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by matsu-komichi | 2012-06-26 13:03

再会の時

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大学時代、近所のピアノ教室に通っていました。

この写真は、ピアノの先生に無理を言って私がピアノを弾いている所を昔、撮ってもらいました。
(私の手だけ写っています・・・。)



大学時代に通っていた、ピアノの先生から歌のコンサートのチケットを頂き、行って来ました。

自転車を走らす事、約10分の所にコンサートホールがあり、開演15分前に着き、席に着きました。



コーラスの人達がステージに上がり、その衣装の凄さにびっくりしましたが、その動揺もどこかへ飛んで行ってしまうくらい、私は歌とピアノに魅了される事になりました。




ピアノの先生にお会いするのは、8年振りでした。

ずっと年賀状のやり取りをしていましたが、ずっと会う事は出来ませんでした。




そんな、会えない事情が長年続いたのですが、今年ようやくまた縁が繋がり、今年1月の私のグループ展を見に来て下さりました。

去年のクリスマス前に駄目もとでグループ展の案内を送った所、なんとクリスマスにその先生から8年振りにメールが来て、私のグループ展に来れるとの事で、これはクリスマスの奇跡だと思い涙が出ました。



グループ展では、行き違いになり、会えなかったのですが、今日はとてもタイミング良く会えました。




先生は黒い艶やかなドレスを着て、コーラスの人の歌の伴奏を弾いていました。

でも、先生のピアノの音は、コーラスの人の声より存在感があり、私はコーラスより先生の奏でる音を集中して目を閉じ聴き入りました。



先生のピアノの音はとてもキラキラしていました。

先生のピアノが大きな樹木みたいになり、コーラスはその樹木の周りを舞う花のようでした。



先生は華奢な体なのに、その指から紡がれる音色達はいろんな表情があり、大きな樹になったかと思うと、次は柔らかい絹のようなものになりました。

民話をテーマにした歌だったので、絵本を読んでいる気分にもなりました。



そして何より印象的だったのは、先生から受けるものが前と変わらずあった事です。

【音楽を好きになった時から灯されている灯りがずっと消えずに在る】

という事です。



年上の先生ですが、幼い少女みたいな印象を、私はピアノを習っている時よく感じていました。

それが今もあり、先生はキラキラしていました。



音が先生の姿を映していました。


感動したり、泣いたり、笑ったり、怒ったり、を素直に表していて、5歳くらいの女の子が楽しんでピアノと向き合っているような、そんな絵が頭に浮かび、私は何度も感動して涙が出そうになりました。



コーラスの伴奏ではありましたが、私は充分、先生のピアノを堪能し、家に帰って制作の続きをしようと思い、早々にコンサートホールから出ようと思いました。

久しぶりにお会いするので、少し恥ずかしくて、先生には後でメールで感想を言おうと思っていました。





・・・が、私が席を立とうとすると、出口までの道が人でごった返し、すぐには出れなくなりました。

仕方ないな、と思い自分の席で座って待つ事にしました。

私の席はステージの近くで、前から3列目くらいでした。



すると、ステージから姿を消した先生がいきなり私の目の前に現れ、先生の横にはこれまた久しぶりにお会いする先生の先生がいらっしゃいました。

(先生の先生・・・ちょっと解りにくい表現ですよね、すいません・・・。ピアノの先生のお知り合いの指揮者の先生です。)



直接お会い出来ると思っていなかったのに、同時に二人に会えました。



会わなければならない時は、私がどんな状態であれ、会うタイミングをセッティングされるのだと、思いました。

でも、ずっと会いたいと思っていた方達だったので、8年振りの再会に感動しました。




私と先生達はお互い驚き、ほんの少し会話をしました。

お互いを気遣う温かい言葉を交わしました。



先生はいろんな人に挨拶をしないといけない立場だったので、私は長話はせず、別れの挨拶をしてコンサートホールを後にしました。




離れてしまった人と再会するのはとても不思議です。

まるで入り込んだ迷路で出会い頭に再会した様な感じです。


嬉しいけれど、また、私は自分のゴールに向かう為、再会に別れを告げる様な、迷路の途中みたいなもののような気がしました。






家に帰り、ベートーヴェンの交響曲第7番を聴きながら油絵の続きをしました。


ベートーヴェンの音楽は一音一音に存在感があり、心を鼓舞してくれます。

苦い思い出もぎゅっと抱きしめて道無き道を勇敢に歩いて行く様な印象を受ける音楽です。





音楽に負けていられません。


いざ、美術 !! です。
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by matsu-komichi | 2012-06-24 23:03 | 音楽

光と影

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奈良の美術館に行ってきました。

シカが美術館のすぐ側まで来ていました。

シカにつつかれそうで怖くて、かなり遠くから望遠機能で写真を撮りました。



ずーっと雨で、昨晩も凄い雨だったので、今日は傘がいるかなぁと思っていたら、ものすごく快晴でした。

日陰に入ると涼しい風が吹き、目の前には山が見え、シカがいました。

動物園の中にずっといるような感覚でした。



影絵作家さんの展覧会でした。

会期終了間際の為、かなりお客さんがいました。



でも、人の波をすり抜け、見えて来る作品達はどれも見応えのあるものでした。



見に来ていたお客さんの叔母様達は

『凄いわ~ ! こんなん置けるでっかい家に住みたいわ~ ! 』

とか

『アイデアがいいわ~ ! 細かいわ~ ! 目ぇ疲れたわ~ ! 』

と大きな声でしゃべくりまくっていました・・・。



丁度、この日、作家さんがサイン会をするとの事で、せっかくだからと、私は初めてサイン会なるものに参加しました。

かなりのお客さんがサイン会に並んでいて、私の前には40人くらいがいました。

サイン会は定刻通りに始まり、だんだん前へと進みました。



そして、私の番が来て、作家さんの居る机の前に立ちました。

スラスラとサインをされて、握手をしました。

事務的なサイン会かなと思っていましたが、寡黙なその方と握手をした時、手から伝わって来る意志のようなものがありました。

『一生をかけて取り組んで行く事を大事にしなさい。』

という感じがズーンと腹の底に響いて来ました。



サインを図録にして頂いたのですが、その図録の冒頭に展覧会に寄せた文章が載っていました。

『ほんものの美しさは奥にかくれていて、簡単にはみえない。時間をかけなければ物の本質は見えてこない場合が多い。失敗や挫折や様々の経験を味わわなければ、わからないものも多い。苦い経験の中に人間としてもっとも大切な宝が隠されているように思う。』

とありました。




そういえば、今朝、テレビで、サッカー選手が祖母に言われた言葉を話していました。

『失敗は人間の内面を豊かにする。』

と。




そしてそして、朝ドラの登場人物が

『ドーナツの穴はドーナツの一部なのか ?』

と言ってました。



見えないものがある事で見えるものも生きて来る。

私はそう感じました。



ほんものの美しさはきっと人によってそれぞれ違うと思います。

見て来た事や、体験して来た事が一人一人違うのだから。



仲の良い友人と絵画の事で意見が食い違ったりもしますが、それはそうなって当然です。

どちらが良いとか悪いとかは無いのです。


意見が合わないからこの人とは交流しない、とかそんなものもないです。

嫌いだからそっぽを向いても、心の底から嫌いという訳ではないのです。


要は焦って結論を出すのではなく、根気良くケンカしてでも人や事象に関わって、なかなか見えない部分を見る為に時間をかける、という事が大事なのではないかと、今日改めて思いました。



根気と一言で言っても、根気を養うのはとても難しいのです。

根気の邪魔をする輩がたくさんいるからです。

無理は禁物ですが、物事や人を知るには時間が居るのだと思います。


時間と言う概念は無い、という考えもありますが・・・。




私は文句を言いながらも関わって来ている人や物事がたくさんあり、長い時間をかけてみないと解らないものがある、という影絵作家さんの言葉は少しわかる気がします。






地元に帰り付き、公園の池で蓮を見ていました。
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時間の移り変わりによって、陽の光の変化を追いかけたモネを思いました。

モネはどれくらい時間をかけたのか ?

『まだまだ時間がいるよ。』

と言いそうです。




空を見上げると、綺麗な影絵みたいなものが広がっていました。
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光と影、喜びと哀しみ。



心をえぐる様な哀しみが沢山あると辛いですが、それを受け止めてくれるのが光で、両方がお互いの存在なくしては居られないような気がします。



いい絵にはその両方が在る気がします。
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by matsu-komichi | 2012-06-22 23:46 | 美術

その色

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雨が降り続く、梅雨の真っただ中です。

以前、雨上がりに撮った写真です。

おそらく コノテガシワ という植物だと思います。

花が小さいのにやたらと個性的な可愛い形です。



そして、今が旬の さくらんぼ です。
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国産のさくらんぼをお客さんから頂きました。
(実家が商売をしてるので、美味しいモノをあげたり、貰ったりします。)

国産のさくらんぼは東北の女子の冬の頬のような色です。



そして、こないだスーパーでお安くなっていた アメリカンチェリー です。
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ブルースを歌い出しそうな色です。
(ブルースの時に吹くハーモニカの音が勝手に頭に流れて来ます・・・。)


色はいろいろ連想させます。




昨日、ようやく携帯の機種変更をしました。
(古い携帯で、来月から使えなくなるらしいので、頻繁に携帯会社から催促の電話があり、うんざりしていたので、変えに行きました。)

スマホ・デビューです。

その時に一番気になった色は 黄色 でした。

なので、黄色の色がちょこっと施されているスマホにしました。



・・・しかし !

初スマホなので、やたらと押し間違えたり、メールを打つのに時間がかかります。

ウイルス対策の事もよく解らないので、また携帯屋さんに行こうと思います。



そして、そして、今日は家庭菜園でトマトがやや採れたので、ラタトゥィユのようなモノを作りました。
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乾燥バジルとトマトがよく合い、美味しかったです。




緑と黄色と赤・・・

今日のブログは信号機を思わせる配色です。




色が見える、認識出来る。

毎日毎日、目は動いている。



♪ 飽かず 眺む 紅におう ♪



その色愛でつ。
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by matsu-komichi | 2012-06-21 20:38 | 写真

夏野菜

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これは何でしょう ?



何かの表面です。


素材好きとしては、こんな表面にも

『おおっ ! 』

とします。







正解は・・・・・

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かぼちゃ でっせ。




母の田舎から送られて来ました。

かぼちゃは目にも良いし、免疫力を高める効果があるらしいので、今の私にぴったりという事で、早速料理に取りかかりました。




かぼちゃと言えば、やはりかぼちゃの煮物。

母は薄味で作るのですが、私はご飯に良く合うような味付けで作ります。



出来上がったのがこちら。
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仕上げに、これまた母の田舎の特産のゴマを散らして、出来上がりです。




そして、まだかぼちゃがあったので、明日のご飯用に、かぼちゃコロッケのタネを作っておきました。

明日はそれをサクサクに揚げて食べます。


両親も和食ならパクパク食べてくれます。

洋食で、オリーブオイルやバターを使うと途端に箸が止まるので、和食は作り甲斐があります。



それに和食は、みりん、醤油、砂糖、があればだいだい美味しく出来るので、助かります。

あと、めんつゆがあると出汁を使う料理の際にお手軽に料理が出来ます。

めんつゆは出汁が効いてるので !

・・・単なる手抜きかもしれないですが(^_^;)



なにはともあれ、美味しくて健康に良いのだから、自分で作る料理は楽しくて嬉しいものです。


もう少ししたら、家庭菜園でシソが出来るので、シソジュースを作り、一夏をバテずに元気に過ごしたいです。
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by matsu-komichi | 2012-06-18 19:54 | 料理

心と体

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美術館の搬出作業があり、またまた京都に行って来ました。

父の車で美術館に行き、美術館で自分の落選した作品を引き取り、車に積み込みました。

父と作品は先に帰り、私は一人でこないだ行ったお寺に行きました。



美術館から歩いて15分くらいでしょうか。

のんびりてくてく歩きました。



午前中だったので、また人は少なく、居心地良かったです。


この時期、ほんの数日しか開花しないという、菩提樹の花に会う為です。

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遠目から見えたその姿は、以前来た時と違い、淡い黄色が緑に混ざっていました。



ドキドキして近くに寄ると、ほんのり花の香りがしました。

嗅いだ事のない、凛とした印象の不思議な香りでした。



その花の付き方が変わっていて、真下に向かって花が開いていました。

下から見上げると、天蓋の様でとても綺麗でした。
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まるで、お釈迦様が私を天から見ていますよ~と言っている様でした。

風がざわっと吹くと、その花の一つ一つがパラパラ落ちて来て、花が天から降って来たみたいでさらに心地良く感じました。

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もみじの種子も落ちていました。


みんな小さくて、少しの風でも舞ってしまうのに、この小さな黄色い花が地面に沢山敷き詰められていて、黄色い絨毯の様でした。


樹の側では、ぶんぶんと大きな音を立て、大きな蜂が花の蜜を集めていました。


この菩提樹の花の蜜はどんな味なのか・・・?少し気になりました。




菩提樹の側で、ゆっくり休憩して、それから出町柳の方へ歩きました。

川の側の道を歩きました。

緑いっぱいの桜並木が続き、丁度道が陰になっていたので、日差しを避けながら歩けました。



出町柳でお目当ての和菓子をちょこっと買い、電車に乗って自宅の最寄り駅まで帰りました。

行きは父の車だったので、駅からも徒歩で帰らないといけなくて、またてくてく歩きました。


家にたどり着き、なんとなく疲れたなと思いながら夕飯を食べました。





・・・・・・ところが !

その夕飯を食べている時、急に視界の半分がぼやけて来ました。

持病が悪化したのかと焦りましたが、妙に落ち着きながら

『よし、目を休めよう ! 』

と思い横になりました。

すると今度は片頭痛がして、だんだん痛みが強くなったので、頭痛薬を飲む事にして、早めに寝る事にしました。


翌日、症状は無くなりました。

大学病院の主治医さんに見てもらうと、症状は治まっているし、危険な状態ではないので大丈夫との事でした。




自分の意識では疲れていないと思っていても、体は疲れているんだなと思いました。


強いストレスや疲労が引き金になり、体を壊した事をきっかけに、私はよく、心と体の関係について考えます。

体は正直で、心は・・・というか意識は自分に嘘を付いたり、ごまかしたりするのです。

そして、体を壊して初めて、心から求めるモノに気付いたような気がします。



痛い代償を払わないと、本当の気持ちに気付く事が出来なかった事。

これは一見不幸の様に見えますが、実はとても幸せな事だと最近思うようになりました。



昨日の晩ご飯は、半分見えなくて、今思うと怖いなと思いました。

でも、今はキチンと見えているので、やはり普通にモノが見える事は凄い事なのだと思いました。


だから私はものを観察してしまうのだと思いました。




『あんた !!  もうちょっと深くモノを観察しなよ !! 』

てな具合で天から言葉が降って来たんでしょうね。
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by matsu-komichi | 2012-06-16 19:19 | 写真

仕組み

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近所にある植物園の中にある熱帯植物です。

大きな葉っぱが水面に浮かんで、子供だったら乗れそうな大きさです。


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たった2,3日しか開花しない花が咲いていました。


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蓮の花の蕾の色やラインの美しさ。


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変わった花があり、とても色が綺麗です。


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これは何の幹だと思いますか ?

答えは・・・





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パパイアです。






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多肉植物の中央らへんから茎が伸びていて、その先を見ると・・・


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こんなに綺麗な花が咲いていました。

淡いブルーの多肉植物から、淡いピンクの花。

自然の配色の絶妙さに感心します。



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サボテンにもこんな繊細な色の花が咲いていました。

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ブルーグリーンの葉に淡いピンクの花の高山植物。


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エーデルワイスも小さく可憐に咲いていました。

花弁には毛糸の様なモヤモヤが付いていて、見た目、暖かな感じを抱かせる花なんだなと思いました。




どうすればこんな多様な形となり、どうすればこんな絶妙な配色になるのか・・・ ?

不思議で仕方ありません。

自然の造形美には勝てないとさえ思います。



私は植物の絵を描いていますが、描く度に、絵と実物の大きな差を感じます。

植物の姿を追う事は畏れ多いのかもしれないですが、目は彼らを求め、手は彼らを追うのです。


そして、出来上がった作品は、実物ではなく、私の眼を通した色と形で、私の心の中のモノが表れています。




花が歌い出したら、どんな声で歌うでしょう ?

樹がしゃべり出したら、どんな事をしゃべるでしょう ?

何千年と生きている屋久島の杉なんかが話をしてくれたら、どんな話が聞けるでしょうか ?




そんな事を考えながら、植物観察をしています。

でも、話さなくても、植物の側に居るととても心地良くなるので、言葉ではないツールで植物達は生きているのかもしれません。




形と色はいつもたくさん教えてくれます。

絵に成る仕組みを。
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by matsu-komichi | 2012-06-13 22:08 | 写真

光る姿

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ろうそくのゾウは鼻でボールを操っています。


サッカー、今日は 1対1 の引き分けでした。

でも、今日も観ていて楽しくてあっと言う間に試合が終わってしまいました。


次の試合では、3人が出場出来ないらしいですが、新たな選手がキラリと輝いてくれるのを楽しみにしたいです。



日本代表の選手の中で、イタリアでプレーしている N 選手の事を私の母は、いつも名前を覚えずに、

『あ !! 今日はあの元気印出てるんや !!』

と言います・・・。


確かに元気にピッチを走り回っていますが・・・名前を覚えてあげてほしいです。



そして、もっと酷いのが・・・

よくCMにも出ているロシアでプレーしている金髪の H 選手 を呼ぶ時母は・・・

『あ !! 出た !!摂津の男  !!』

と言います。


確かに大阪・摂津出身ですが・・・【港の男】みたいな言い方・・・やめて欲しいです。



その H 選手や他の選手を見る度に私は思う事があります。

『男の人が何かに真剣になっている時は、小さな子供みたいなキラキラした目をしてるなぁ』

と。



一番最初に好きな事に興味を持った瞬間から、年を取らずに大きくなったような感じです。

男の人に対する褒め言葉ではないかもしれないですが、

『可愛いな』

と思ってしまいます。



次の試合も楽しんで欲しいものです。
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by matsu-komichi | 2012-06-12 21:58

ピアノと風

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これは、風が作り出した模様です。

木の何かの部分が地面に落ちて、風に乗せられ模様になったものです。




日曜日の午前中、ピアニストの友人のコンサートが地元であり、行って来ました。

ピアノとマリンバのコンサートでした。




誰もが知ってる楽曲を沢山演奏していました。


私の友人のピアニストさんは、満面の笑顔でピアノと戯れるように弾いていました。

彼女のピアノを初めて聴いたのですが、とても大きな音を響かせる演奏者だと感じました。

 

大きな音と言っても、ただ単に音がデカイという訳ではなく、音がいろんな所に広がって行きそうな、スケールの大きい音という意味です。


今日のコンサートはギャラリーでのコンサートだったので、広がりは控えめに弾いているなと感じましたが、これが大きなホールや、屋外なら、めちゃくちゃ楽しく音が弾けて飛んで花火みたいにドカンと広がるんだろうなと思いました。


手が印象的で、沢山の音を集めて宙に放つ様な、とても躍動感のある手でした。




その演奏の中の一つで 【風になりたい】 が演奏されました。


♪ 天国じゃなくても 楽園じゃなくても

  貴方に会えた幸せ 感じて 風になりたい  ♪


という歌詞の、曲です。

一番最初の曲がこれだったんですが、私はこれを聴くなり、目頭が熱くなり、泣きそうになりました。

『こんな最初から泣いてはみっともない !!』

と思い、必死に涙をこらえました。


こらえはしたものの、心が熱くなりました。




私は一度、自分の住んでいる街に居られなくなり、逃げ出した事がありました。

以前ブログに書きましたが、母の田舎に逃亡したのです。

10代半ばから心を締めつける出来事に遭い、20代半ばで

『もう無理 !!』

となり、自分に起きた事から全部逃げたくなり、全部忘れたくなりました。



けれど、たった2ヶ月後に何故かまた大阪に舞い戻って来る事になりました。

大阪行きの飛行機があと少しで伊丹空港に着くと言うアナウンスが機内に流れ、寝ていた私は目が覚めました。

(これも以前ブログに書いたので重複しますが・・・)


窓際の座席だったので、ふと窓の外を見ました。

すると、丁度夕暮れ時で、大阪上空にうっすら白い霧が出ていました。

ひしめき合う建物や緩やかにカーブする川を薄い霧が覆っていて、西の空にはオレンジ色の太陽が長い陽を伸ばしていました。


薄い白い霧の街を、優しく包み込む様にそれは伸びていて、自分の知っている大阪だとは思えず、私は見惚れてしまいました。

そして、頭の中にある言葉が浮かびました。


『堂々と戦って楽しめば、ここが自分の楽園に成る』

と。

その時は、その言葉の意味を深くは知る事がなかったのですが、ごく最近になり、知る事になりました。



出会った出来事や人にはちゃんと意味があり、10代でいきなり背負わされた重いカメの甲羅の意味も、ちゃんと用意されていました。


そんな思いを今日ピアノを聴き思い出したのです。





人、一人一人の中には、ドラマ以上にドラマチックな嬉しさや哀しみがあります。

それを抱えながら、

『あぁ、自分は生まれて来て良かった。』

とか

『あぁ、この人に会えて良かった。』

とか思える瞬間があるという事は凄い事なのだと思います。



【風になりたい】

の歌詞を書いた人もきっと、凄い瞬間を当たり前の中に見付けたのでしょう。




写真の風が作り出す模様も、当たり前過ぎて、誰も気にも止めません。

でも、風が起きた、という形が残っている事は凄い事だと思い、私はシャッターを切らずにはいられませんでした。




ピアノに感動して、猛スピードで家に帰り、作業場で100号キャンバスを2つ張りました。

明日はきっと腕が筋肉痛です。




でも、嬉しいです。
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by matsu-komichi | 2012-06-11 02:09 | 音楽


『コミチ ピクトゥーラ』 油絵・写真・音楽・自然観察を楽しみながら日記のようなものを書いています。


by matsu-komichi

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