カテゴリ:音楽( 9 )

5円玉と星

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この週末、秋分の日もあり、ちょっと不思議な事がありました。

とはいえ、私はいろいろ不思議な事がよくあるので、不思議な事が起きた瞬間は驚きますが、ちょっと経つと不思議も普通に納得してしまいます。



正夢とか昔からよく見ます。

それに起きてても、不思議な事がいろいろあります。

・・・ま、それはさておき。



秋分の日、産土神社にお参りに行き、その帰りに駅の切符売り場で、切符を買う為にお金を機械に入れました。

10円のお釣りのはずが、なぜか5円玉が出て来ました。

・・・確か切符は10円単位の金額のはず。

・・・5円が出て来るなんて・・・??

と思いましたが、ハッとしました。


5円・・・ご縁・・・。


ベタなコントみたいで一人で笑いましたが、ご縁を信じたいなと思いました。





話は変わり、友人のライブに行く機会がありました。

学生時代の後輩にあたる友人です。



社会人になり、バイトを転々としていた頃、とあるバイト先で出会った同じ出身校の友人です。

その友人は音楽をしていて、とても綺麗な声をしています。


私はそのバイト先を辞めてからも、ずっと彼女のブログを見ていて、ブログにライブ告知があったので、今回7年振りくらいに彼女のライブに行く事になりました。


ずっとブログにコメントを時々書き込んだりするだけだったので、行こうか行くまいかかなり迷いました。

でも、なぜかどうしても歌声が聴きたくなり、行く事にしました。





ライブ会場は大阪の中心地で、最寄駅に着いた途端、マニアックな店・店・店・・・。


ライブが行われるカフェに行くまでに、やや迷いマニアックな店と人の往来激しくて、心が

『もう帰りたい!!』

と叫んでいました。


でも、心をなだめながら歩き、コンビニで道を聞き、ようやく到着しました。

カフェに入ると、ワンドリンクオーダーをする為店員さんと話をしていたら、店内に友人が居て

『聞き覚えのある声だと思ったら・・・』

と友人が声をかけてきてくれました。


さすが音に敏感な音楽系の人だ!!


と思いました。

その友人に、私は私の得意なミニバッグをプレゼントしました。

その友人のイメージに近い布で作りました。(上の写真)

布屋さんで、何故かこれだと思ったのです。

そしたら、友人も喜んでくれたので、かなり久しぶりの再会でどう接したら良いか不安でしたが笑顔が見れたので少しホッとしました。


・・・まだその時も何故星柄の布を自分は選んだのか?と不思議に思っていました。




友人のライブが始まるまで、客席で座って待って居たら、友人の声が聞こえてきました。

さっきは緊張していたので、よく解らなかったのですが、友人の話声を聴いていると、話声なのに鳥の声の様な楽器の音の様な不思議な感覚を覚えました。

いろんな人の声がカフェに飛び交っているのに、明らかに友人の声だけが突出して聴こえました。

『綺麗な声だなぁ』

と思いました。



今回のライブは2組に分かれていて、最初は別な組が演奏していました。

ゴンチチのような音を出すグループでなごみました。

ゴンチチの様なのに、ある曲のタイトルが大阪のある地名だったりして、かなり笑え、でも静かな場所だったので笑いをこらえました。



そして、いよいよ友人のグループの演奏が始まりました。

友人が歌い出しました。

すると、パアアァっと空間が広がり、一瞬にして星空の様な空間になりました。

カフェの演出ではありません。

私の音に対する印象です。



バイトを一緒にしていた時も何度かライブに行っていましたが、その時よりさらに歌声に磨きがかかっていました。




私は音楽を聴く時、目を閉じるので、また今回も目を閉じて音だけを感じました。


透き通っていて、ガラス細工みたいな感じがしたり、綺麗な水の流れを感じたりしました。




そして一番凄かったのは、彼女が海外で作った曲でした。

《一人ぼっちになった子供がたった一つの希望を夜空に見付け、夜空の星もその子供を必死に守ろうと一番強い光で道しるべになろうとした》

そんな絵本の物語の様な映像が瞬時に浮かび、真っ暗な夜空にキラキラの星が瞬いていました。
(歌詞はそんな内容ではなかったです。)

歌でこんなに鮮明な映像を感じたのは、美輪さんの舞台で歌を聴いた以来でした。
(美輪さんの時は虹色が会場全体を包み込んでいる様でした。)


小さなカフェで、こんな凄い歌が歌われていて、ほんの少しのお客さんだけが、彼女の歌の星空の中に居て、なんて贅沢な場所に居合わせているのか?!とものすごく感動しました。




私はこの夏、F100号サイズの油絵を3枚描きました。

大学の先生にはたくさんダメ出しされましたが、倒れても構わない気持ちで暑さの中、絵を描きました。

何故、倒れても構わないと思って絵を描いたのか?

その本当の理由は解りません。


でも、本当に何か言葉を超えたモノが人の中にはあり、それを様々な手段で人はそれを表に出そうとしているのだと思います。


今回の友人の歌声を聴き、何故か今年の暑い熱い夏は無事に終わる事が出来たと思いました。

なんの変哲もない下手くそな絵ですが、三位一体の夏の花の門を仕上げる事が出来て良かったと思えました。

友人の歌が聴けた事が無性に嬉しくて、勝手に

『聴けた事、これは自分へのご褒美だ!!』

と思いました。




帰りの電車の中で、

『そういえば、バッグの布の模様・・・星柄やった!!自分で選んだのに何で選んだか解らんかったけど、友人の歌声が星空やったからなんや・・・!!』


と選んだ理由に妙に納得行き、スッキリしました。





今やほとんど会う機会もない、ブログを見るだけの間柄ですが、私は友人の歌声が大好きです。

また場所を変えて新たに活動して行こうとしている友人に滑り込みセーフで会えました。

歌を続けていてくれて、ありがとう。





いろいろありましたが、良い夏だったなと思います。
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by matsu-komichi | 2012-09-24 01:22 | 音楽

再会の時

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大学時代、近所のピアノ教室に通っていました。

この写真は、ピアノの先生に無理を言って私がピアノを弾いている所を昔、撮ってもらいました。
(私の手だけ写っています・・・。)



大学時代に通っていた、ピアノの先生から歌のコンサートのチケットを頂き、行って来ました。

自転車を走らす事、約10分の所にコンサートホールがあり、開演15分前に着き、席に着きました。



コーラスの人達がステージに上がり、その衣装の凄さにびっくりしましたが、その動揺もどこかへ飛んで行ってしまうくらい、私は歌とピアノに魅了される事になりました。




ピアノの先生にお会いするのは、8年振りでした。

ずっと年賀状のやり取りをしていましたが、ずっと会う事は出来ませんでした。




そんな、会えない事情が長年続いたのですが、今年ようやくまた縁が繋がり、今年1月の私のグループ展を見に来て下さりました。

去年のクリスマス前に駄目もとでグループ展の案内を送った所、なんとクリスマスにその先生から8年振りにメールが来て、私のグループ展に来れるとの事で、これはクリスマスの奇跡だと思い涙が出ました。



グループ展では、行き違いになり、会えなかったのですが、今日はとてもタイミング良く会えました。




先生は黒い艶やかなドレスを着て、コーラスの人の歌の伴奏を弾いていました。

でも、先生のピアノの音は、コーラスの人の声より存在感があり、私はコーラスより先生の奏でる音を集中して目を閉じ聴き入りました。



先生のピアノの音はとてもキラキラしていました。

先生のピアノが大きな樹木みたいになり、コーラスはその樹木の周りを舞う花のようでした。



先生は華奢な体なのに、その指から紡がれる音色達はいろんな表情があり、大きな樹になったかと思うと、次は柔らかい絹のようなものになりました。

民話をテーマにした歌だったので、絵本を読んでいる気分にもなりました。



そして何より印象的だったのは、先生から受けるものが前と変わらずあった事です。

【音楽を好きになった時から灯されている灯りがずっと消えずに在る】

という事です。



年上の先生ですが、幼い少女みたいな印象を、私はピアノを習っている時よく感じていました。

それが今もあり、先生はキラキラしていました。



音が先生の姿を映していました。


感動したり、泣いたり、笑ったり、怒ったり、を素直に表していて、5歳くらいの女の子が楽しんでピアノと向き合っているような、そんな絵が頭に浮かび、私は何度も感動して涙が出そうになりました。



コーラスの伴奏ではありましたが、私は充分、先生のピアノを堪能し、家に帰って制作の続きをしようと思い、早々にコンサートホールから出ようと思いました。

久しぶりにお会いするので、少し恥ずかしくて、先生には後でメールで感想を言おうと思っていました。





・・・が、私が席を立とうとすると、出口までの道が人でごった返し、すぐには出れなくなりました。

仕方ないな、と思い自分の席で座って待つ事にしました。

私の席はステージの近くで、前から3列目くらいでした。



すると、ステージから姿を消した先生がいきなり私の目の前に現れ、先生の横にはこれまた久しぶりにお会いする先生の先生がいらっしゃいました。

(先生の先生・・・ちょっと解りにくい表現ですよね、すいません・・・。ピアノの先生のお知り合いの指揮者の先生です。)



直接お会い出来ると思っていなかったのに、同時に二人に会えました。



会わなければならない時は、私がどんな状態であれ、会うタイミングをセッティングされるのだと、思いました。

でも、ずっと会いたいと思っていた方達だったので、8年振りの再会に感動しました。




私と先生達はお互い驚き、ほんの少し会話をしました。

お互いを気遣う温かい言葉を交わしました。



先生はいろんな人に挨拶をしないといけない立場だったので、私は長話はせず、別れの挨拶をしてコンサートホールを後にしました。




離れてしまった人と再会するのはとても不思議です。

まるで入り込んだ迷路で出会い頭に再会した様な感じです。


嬉しいけれど、また、私は自分のゴールに向かう為、再会に別れを告げる様な、迷路の途中みたいなもののような気がしました。






家に帰り、ベートーヴェンの交響曲第7番を聴きながら油絵の続きをしました。


ベートーヴェンの音楽は一音一音に存在感があり、心を鼓舞してくれます。

苦い思い出もぎゅっと抱きしめて道無き道を勇敢に歩いて行く様な印象を受ける音楽です。





音楽に負けていられません。


いざ、美術 !! です。
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by matsu-komichi | 2012-06-24 23:03 | 音楽

ピアノと風

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これは、風が作り出した模様です。

木の何かの部分が地面に落ちて、風に乗せられ模様になったものです。




日曜日の午前中、ピアニストの友人のコンサートが地元であり、行って来ました。

ピアノとマリンバのコンサートでした。




誰もが知ってる楽曲を沢山演奏していました。


私の友人のピアニストさんは、満面の笑顔でピアノと戯れるように弾いていました。

彼女のピアノを初めて聴いたのですが、とても大きな音を響かせる演奏者だと感じました。

 

大きな音と言っても、ただ単に音がデカイという訳ではなく、音がいろんな所に広がって行きそうな、スケールの大きい音という意味です。


今日のコンサートはギャラリーでのコンサートだったので、広がりは控えめに弾いているなと感じましたが、これが大きなホールや、屋外なら、めちゃくちゃ楽しく音が弾けて飛んで花火みたいにドカンと広がるんだろうなと思いました。


手が印象的で、沢山の音を集めて宙に放つ様な、とても躍動感のある手でした。




その演奏の中の一つで 【風になりたい】 が演奏されました。


♪ 天国じゃなくても 楽園じゃなくても

  貴方に会えた幸せ 感じて 風になりたい  ♪


という歌詞の、曲です。

一番最初の曲がこれだったんですが、私はこれを聴くなり、目頭が熱くなり、泣きそうになりました。

『こんな最初から泣いてはみっともない !!』

と思い、必死に涙をこらえました。


こらえはしたものの、心が熱くなりました。




私は一度、自分の住んでいる街に居られなくなり、逃げ出した事がありました。

以前ブログに書きましたが、母の田舎に逃亡したのです。

10代半ばから心を締めつける出来事に遭い、20代半ばで

『もう無理 !!』

となり、自分に起きた事から全部逃げたくなり、全部忘れたくなりました。



けれど、たった2ヶ月後に何故かまた大阪に舞い戻って来る事になりました。

大阪行きの飛行機があと少しで伊丹空港に着くと言うアナウンスが機内に流れ、寝ていた私は目が覚めました。

(これも以前ブログに書いたので重複しますが・・・)


窓際の座席だったので、ふと窓の外を見ました。

すると、丁度夕暮れ時で、大阪上空にうっすら白い霧が出ていました。

ひしめき合う建物や緩やかにカーブする川を薄い霧が覆っていて、西の空にはオレンジ色の太陽が長い陽を伸ばしていました。


薄い白い霧の街を、優しく包み込む様にそれは伸びていて、自分の知っている大阪だとは思えず、私は見惚れてしまいました。

そして、頭の中にある言葉が浮かびました。


『堂々と戦って楽しめば、ここが自分の楽園に成る』

と。

その時は、その言葉の意味を深くは知る事がなかったのですが、ごく最近になり、知る事になりました。



出会った出来事や人にはちゃんと意味があり、10代でいきなり背負わされた重いカメの甲羅の意味も、ちゃんと用意されていました。


そんな思いを今日ピアノを聴き思い出したのです。





人、一人一人の中には、ドラマ以上にドラマチックな嬉しさや哀しみがあります。

それを抱えながら、

『あぁ、自分は生まれて来て良かった。』

とか

『あぁ、この人に会えて良かった。』

とか思える瞬間があるという事は凄い事なのだと思います。



【風になりたい】

の歌詞を書いた人もきっと、凄い瞬間を当たり前の中に見付けたのでしょう。




写真の風が作り出す模様も、当たり前過ぎて、誰も気にも止めません。

でも、風が起きた、という形が残っている事は凄い事だと思い、私はシャッターを切らずにはいられませんでした。




ピアノに感動して、猛スピードで家に帰り、作業場で100号キャンバスを2つ張りました。

明日はきっと腕が筋肉痛です。




でも、嬉しいです。
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by matsu-komichi | 2012-06-11 02:09 | 音楽

浮かぶ歌

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今年初めてこのマカロンというお菓子を食べる機会がありました。

色とりどりの見た目のカワイイお菓子です。

食べてみると、以外に繊細で美味しかったです。



今日は一日、自室に引きこもり寝床でティッシュペーパーを使い倒し、鼻がバカになりそうでした・・・。

風邪は普通、冬に引くものだと思っていて、こんな初夏に引いてしまうなんて思いもしませんでした。


部屋の窓から綺麗な夕焼けが見え、オレンジ色からだんだん赤紫になり、青になりました。





そして、何故か今日一日中、頭にとある音楽があり、これがまた懐かしく、不思議でした。

10代の頃に聴いていた歌です。



 ♪ あなたの選んだ生き方が 必ず誰かに届くはず

   誰もが痛み抱えながら 明日が来る事信じてる

   愛する事を諦めない 信じる事を諦めない

   いつでもいつでも信じてる

   全てを全てを愛してる  ♪  




かなりベタな歌詞ですが、ずっとこれが頭に浮かんでました。



生きにくいと言ったり、何をやってもダメだとか、出口が見つからずにただただめちゃくちゃな事をしてしまったり、人はしてしまいます。


自分以外の人なんて理解に苦しむ、とか、プライドが邪魔して本当に行きたい所へ行く勇気が出なかったり。


でも、一人の人の中には、その人でないと出来ないモノがあったり、その人でないと背負えない荷があるのだと思います。



負荷がないと行きたい場所には辿り着けないのかも、とさえ思います。



自分の選んだ生き方が誰かの心に辿りつく。



誰かの心に辿り着く。
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by matsu-komichi | 2012-06-05 19:58 | 音楽

音を楽しむ

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桜の木に黄緑色の若葉が付き始める頃、この花をよく見かけます。

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綺麗なピンク色の花です。
(名前は解りません・・・植物好きのクセに木の名前を知らないなんて・・・。)




季節は移り変わって行きます。


ゴールデンウィークはほぼインドアでしたが(前回のブログ内容の通り)、部屋で雨音を聞く事が多い休みでした。


最近、雨音を聞くと雨音ではなく、川の音に聴こえて仕方ありません。

学生の頃、ヘルマン・ヘッセの 『シッダールタ』 という小説を読んだ事を思い出します。

その小説の後半に、川が出て来ます。

シッダールタが川の側でいろんな事に気付く、という箇所です。




川の流れの中に、いろんなモノがあり、ただ流れ行くモノの美しい情景が描かれています。


そんなシッダールタのような崇高な精神なんて私は持ち合わせていませんが、何故か雨が降ると、川の側に居て、ただ流れを見ている様な気分になります。





タイトルから離れた内容になりましたが、今私が聴いている音楽もまた、シッダールタに繋がるような音楽なので、ちょこっと書いてみました。




既にブログには書いていますが、私は学生の頃、ピアノを習っていたので、クラシック好きです。

今、スーク・トリオ演奏のドヴォルザーク、ピアノ三重奏曲、第3番を聴いています。


第3番へ単調作品65の、ⅡーAllegretto grazioso が好きで良く聴きます。


(と、こんな風に書くと、よくよそのブログでは音楽を張り付けたりしていて、解り易いのですが、私はブログ初級者なので無理です・・・。)




この曲、何が好きかと言うと、この曲(ⅡーAllegretto grazioso ) の2分14秒あたりからの音の雰囲気が大好きなのです。

ピアノ、ヴァイオリン、チェロが三者三様の音を出していて、三本の糸が綺麗に紡がれていく様な、過去・現在・未来が流れている様な、そんな面白い音の景色が見えるのです。


そして、ある瞬間、その全てが一つに重なり、ほんの一瞬しか見れない空の色の様なものを形作り、また解けて所定の場所に還る、といった印象を受けます。


様々な事が、ある一つの場所へ向かう為のキーワードのような、そんな感じを受けます。





ヘッセのシッダールタみたいな悟りの境地には程遠いですが、自分の身近にはいろんな師匠が居るのだなと思います。

あまり多くは語らない師匠です。

音は。





音を楽しむと書いて 『音楽』 と読む。



『ああ、師匠 !!』


と叫びたくなるくらいです。
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by matsu-komichi | 2012-05-06 18:17 | 音楽

静観

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グループ展が終わり、なんだか静かな気持ちになりました。


何故かアヴェ・マリアを聴きたくなりました。



シューベルトのアヴェ・マリアです。



静かな救いを感じる曲です。

歌い手さんの声は、女神の慈悲を歌うというより、聴く者の見まいとしている自分の心の部分に一石を投じるような感じです。


極端に暴走してしまう事や、自分の本心を認めない事や、弱さ、妬み、などを色濃くして行く様な、辛い過程をまざまざと見る修練みたいな感じです。





絵はいつも素直です。

音も、文字も、色も。



でも心は違う気がします。






自分や人の中に、からまる糸を感じたり、傷付いている箇所を見たりしても、私はアヴェ・マリアを思い出します。



どんなに深い黒いモノを内に秘めていても、その存在を見付け、『そのままの自分でも良い』と言ってくれるような気がします。





ビートルズの 『Let It Be』 にも、マリアが表れ囁いた、という歌詞があります。



心に囁くのは、悪魔でもなく、天使でもなく、神様でもなく、マリアの場合が多いと思います。

自分の代わりに、その目に涙を浮かべてくれるような、不思議な存在だといつも思います。



自分ではなく、他の誰かの安否を思う時も、その誰かにそっと私の代わりに寄り添ってくれているような気がします。


自分が嫌いな人も、苦手な人にも、出来ればそのような寄り添う存在があれば良いなと、思ったりします。




自然の美しさの中にもそれがあると思います。

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by matsu-komichi | 2012-04-30 12:47 | 音楽

雨音

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以前、雨上がりに公園に行った時の写真です。

小さい頃に見ていたテレビアニメ 【ミツバチ・マーヤ】では、葉っぱの上に乗っかった雨粒でマーヤが顔を洗っていました。

私もそんな顔の洗い方をしてみたいなと、子供の頃に思っていました。




体調が良い日も悪い日も、何か思い付くと紙とペンを持ちます。



夜中ですが、雨音が強いので、その雨音を聴いている内に 『ブログを書こう』と思いました。






雨音を聴いていると、ショパンの 【雨だれ】 を思い出します。

繊細な心を持ったショパンは、心理描写が得意だったんだなと、雨だれを聴く度に思います。




甘い思い出や、余韻がやって来て、次第に不安が心を襲い、我に返り、雨音をただ聴いている。

といった感じのピアノ曲です。



今、私はリアルタイムで雨の音を聴いていますが、ショパンの様な気分にはならず、雨音なのに川の側に居る様な気分で、不安ではなく、安心感を感じています。


自然の音だからでしょうか。

ぐるぐると思い悩む事を一旦ゼロにして、落ち着く事を教えてくれる音です。



ひと雨ごとに、僅かに季節が移り変わろうとしている事や、夕暮れ時の暗さが徐々に明るくなっています。



自分の事で精いっぱいに成る時は、外の出来事に身を委ねると良いとか言いますよね。

忙しい時はそれを知ってても出来ないものですが、少し意識を外に向けると、不安にかられる思いはフワッとなくなる時があります。



自分以外の所では、キチンと流れがあり、もがくのを止めたら、浮かんでただ流れを楽しめるような気がします。



音は不思議です。
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by matsu-komichi | 2012-02-29 01:50 | 音楽

好きな歌

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私は、音楽ではクラシックが好きですが、歌となると、声の綺麗な人が大好きです。

その中でも特に好きなのが『宇多田ヒカル』さんです。

彼女の歌声を聴いていると、とても気持ちが落ち着いたり、元気になります。




最近はよく彼女の【goodby happiness】をネットで聴きます。

ポップなメロディに物語の様な可愛い歌詞が乗っかり、トントン拍子で進んで行く流れを感じます。

彼女の声が、どこにでもあるような恋の話を歌うと、不思議とドラマチックに聴こえたり、とても楽しんで言葉を選び音に乗せている所や、難しい哲学を噛み砕いて、小さな子供でも解るようなものにしているのがたまらなく私は好きなのです。


その巧みな歌詞と並行して音を紡いでるのが声です。

だいぶ前に、なんとか研究所の人が、彼女の歌声には良い波動が出ているとか言ってましたが、なんとか研究所の研究員でなくても、それはなんとなく解るのだと思います。


歌詞、メロディ、声が美味しい料理の様に、絶妙な味を醸し出しているのだと思います。







先に述べた【goodby happiness】の歌詞の中で私がとても好きな箇所があります。



♪ 万物が廻り廻る 

  oh ダーリン ダーリン
  
  誰かに乗り換えたりしません

  only you ♪


という所です。

恋愛の事を歌っているようで、実は  




『辛くても自分というものを途中で放棄したりなんかしないわよ! only one なんだから!』




と言っているように聴こえて仕方ありません。


ま、これは私の個人的な意見なので、本人さんの真相心理はわかりませんが・・・





何回聴いても心を鼓舞してくれて、心地良いものを感じる歌は大事です。




今日もこの歌を聴いてから寝る事にします。
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by matsu-komichi | 2012-02-07 00:48 | 音楽

音は誘う

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私は美術が一番好きなのですが、その次に音楽が好きです。

とは言っても幅広く音楽好きという訳ではなく、クラシック音楽とかが好きです。



あと、クラシック以外では、宇多田ヒカルさんの歌声が好きとか、美輪明宏さんのフランス語の歌とか、ケルト音楽のフィドルの音とかが好きです。




小学校5年生くらいから24歳くらいまで、ピアノを習っていました。

習っている時はさほどクラシックが好きとかではなかったのですが、習うのをやめてから、よくクラシックを聴くようになりました。


漫画『のだめカンタービレ』などは愛読書です。(笑)




ベートーベン、ショパン、リスト、チャイコフスキー、ドボルザーク、モーツァルトなどをよく聴きます。


ピアノ演奏者では、フリードリヒ・グルダ、ジョン・オグドン、ルービンシュタイン、グレン・グールド、フジコ・へミングなどが好きです。


ま、あまりピアノを習ってた割にはさほど詳しくないのですが・・・



でも、演奏者によって、音色がはっきり違っていて、同じ楽曲をいろんな奏者で聴くと面白いのです。




私はそんなクラシック・ピアノ奏者の大御所さんのコンサートに行った事はなく、主にCDで聴くのみです。
(上記の演奏者さんは既にこの世を去っていらっしゃる方が多いですが…)



コンサートなど少し高めのチケットを買う勇気もなく、ま、CDで充分だと思っていたのですが・・・・・・





なんと!!!

昨年の夏に、『フジコ・へミングチャリティーコンサート』が神戸で開かれると知りました。



フランスや日本、世界を飛び回っていらっしゃるフジコさんの演奏、これを逃したらいつ聴けるかわからないじゃないか!!
しかも代金の一部は震災の募金になるというのだからすごいじゃないか!!



とCD派の私はいつになく興奮してしまい、画材用に使う為の資金を使ってチケットを購入してしまいました。



そして、コンサート当日、私の席は一番後ろで、フジコさんがオモチャみたいに小さく見えるだけでしたが、なんら不満はなく、会場が観客席のライトを落とした瞬間、異世界に入りこんだような気分で、胸が高鳴りました。




曲目は詳しくは覚えてないのですが、私はどの曲も目を閉じて聴き入りました。



そして、最後にフジコさんが弾いた、ムソルグスキーの【キエフの大門】の時、私の頭の中で凄い事が起きました。


頭の中いっぱいに、クリムトの接吻の画面のような、色とりどりの黄金の紙吹雪のようなものが溢れている門が現れて、その門を沢山の何かがキラキラとくぐって行く様が浮かびました。




演奏が終わり、フジコさんはアンコールに応えて曲を弾いてくれましたが、その【キエフの大門】に驚き、私はアンコール曲が終わっても放心状態でした。




音は色や形を連想させるものなのだと改めて実感した一日となりました。

自分が何故、音楽が好きなのかが少しわかった気がしました。





この出来事と良く似た現象を、去年美輪さんの舞台でも体験したのですが、その話はまた後日書こうと思います。
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by matsu-komichi | 2012-01-25 19:20 | 音楽


『コミチ ピクトゥーラ』 油絵・写真・音楽・自然観察を楽しみながら日記のようなものを書いています。


by matsu-komichi

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