鼻の働き

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お盆の時期となりました。

お盆の時期に言う言葉ではないかもしれませんが、夏を満喫しています。

海へ行ったり、山へ行ったり、花火に行ったり、とかいう満喫ではないですが。



夏の暑さを満喫しています。


今、自分の部屋で油絵を描いています。
昨日から描き始めたので、まだ下地塗りの段階です。

さらっとそんな事を書きましたが、自宅で油絵(100号程度)を描くという事がこれほどまでに大変だとは思いも寄りませんでした。

アトリエを借りるというプロジェクトに入ってはいますが、締め切り差し迫り、自宅での制作となりました。



キャンバスを何個か作り、自宅に運ぶと、M100号はなんとか二階の自室に持ち込めたのですが、F100号は階段でつっかかり、自室では制作出来なくなり、仕方なく、一階の店で制作となりました。

お盆の時期は店を閉めているので、ほんの少しのスペースがあります。
空きスペース約畳1畳分・・・。
その畳1畳ほどのスペースで、分割して制作です。



しかし、スペースの小ささよりも私を悩ませるのは、油絵のにおいだったのです。

自分の部屋も約6畳の部屋ですが、いろいろ家具があるので狭く、油絵を押し入れに立て掛けて、そのすぐ横に布団を敷く、といった形です。

油絵は学生の頃からしているので、においには何ら抵抗はないと思っていたのですが、急遽寝床のすぐ側にM100号キャンバスが置かれる事になると、大変でした。

最初は、なんてことはない、と思って、換気をしながら寝たのですが、朝方、頭が鈍く痛くなり、気分が悪くなってきて、目覚めました。

今までにも、小さなサイズの油絵を自室で描いた事があったので、その時はなんともなかったので今回も大丈夫だと思っていたのですが、朝方、この自分の部屋に居たら本当にヤバい・・・!!となり、一階の居間に避難しました。



一階の居間の空気は、まるで軽井沢の森のようだと思いました。
(注:私は軽井沢には行った事はありません。)

普段、当たり前の様に過ごしている場所が、本当にスゴイ所なのだと思いました。

それだけ、大きな描きかけの油絵を置いた部屋の空気は危険でした。


そういえば昔、倉庫で油絵を描いていた時、倉庫に置いていた観葉植物の若い葉があり得ない形で曲がっていて、倉庫内の空気を植物にいっぺんに吸わせてしまったのだと思い、もう油絵を描く倉庫では植物は置かないと決めた事を思い出しました。


自然を模倣する様な絵を描いていても、その道具は科学的なモノなので、人体には良くないのだと思いました。

換気をよくすると問題は無いのですが、ただ換気をしていると、冷房はつけれなくて、結局夏をイヤと言うほど満喫できると言う訳です。




月曜日は版画の搬入作業のお手伝いの為、自室から離れ、夕方家に帰って来たら、においはかなり消えていました。



前にも書きましたが、人間の鼻というものは、本当に毎日毎日、あらゆる香りを嗅ぎ分け、危険を察知したり、良いモノを選んだりしているのです。

昨日、寝る前、確か鼻の粘膜が麻痺している様な感覚がありました。
朝方に頭痛を引き起こしてしまう前に、鼻は既に部屋の空気がおかしい事を知っていたのだなぁと思いました。
鼻は、もしかすると、自分の機能を自分で麻痺させて、科学的な香りを吸い込まない様にしようとしてくれていてたのかも・・・と思うと、鼻に申し訳ないと思いました。

鼻の言う事を聞いておけば良かったと反省しました。




でも、そんな鼻が喜ぶものも私は持っているのです。

京都のアロマとハーブのお店の方が作った 香り があるので、鼻の機能が低下すると、いつも香りのスプレーをシュッとするのです。

自分は嗅覚が犬並みに発達しているのでは?!と思うくらい、香りというものは私の健康状態に深く影響を与えるのです。

以前仕事で、クレゾールの原液を嗅いだ時は、3,4か月、鼻の片方の粘膜がおかしかったです。



絵の次に何が好きですか?と聞かれたら、私はきっと 香り と答えるでしょう。

香りはダイレクトに脳髄の奥にまで響き、視覚センサーを揺さぶるのです。



京都のその方が作った香りは、まるで四六時中香っていたら、配合の分量まで明確に鼻が分析しそうですし、いろんな香りを配合すると自然界にある固有の物質の香りに変化しているような、そんな気がしてなりません。

香りから、現れるイメージも凄くて、今まで普通に雑貨屋さんとかで買っていた香りはなんだったのか・・・?!というくらいです。



そんな、香りとにおいと鼻の関係。


学生の頃から、風邪を引いている人の近くに寄ると、時々私は鼻がビリビリと振動している様になりました。

鼻ってすごい!!



五感はまだまだ機能を持てあましているのだと思います。

日焼け止めを塗った肌は違和感を感じているし、ジャンキーなモノや肉を食べると、皮膚からそのものの香りが何時間かしたら漂ってくるし。

やはりここでも鼻は大活躍しているのです。




こうなったら、幸せとかチャンスの香りも嗅ぎわけれるような体になってみたいものです。


生き物の感覚がどれだけ使いこなせるか。


私は猫よりも犬が好きなので、やはり、鼻が決め手です。



9月の24日から始まる展覧会の絵が出来上がったら、香りを部屋で思いっきり焚き、鼻を労ってあげたいです。
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by matsu-komichi | 2013-08-13 00:54


『コミチ ピクトゥーラ』 油絵・写真・音楽・自然観察を楽しみながら日記のようなものを書いています。


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