対話

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今日は展覧会の受付当番の日でした。

朝からお昼過ぎまで、会場に居ました。

前回と同様、まだお客さんが来ていない時、自分の絵をじっくり見ました。

前回と同様、公の場に出れて、絵が静かにほほ笑んでいるようでした。





三連の作品なので、三つ並べて引きで眺められるのは展示して初めてでした。

改めて自分の作品をじっくり見ると、とても生生しい感情を感じました。



『見付けて欲しい』

『助けて欲しい』

『持ちきれない』


という自分の中の奥の奥の気持ちがある事を認めざるを得ない、といった感じで、必死に選んだのが【絵画】だったような気がしました。


小さな頃は絵を描く事が単純に大好きだったのに、思春期のある日、絵は辛いものを引き寄せてしまい、悲しさや不安や孤独というものも色や形になるのだと身を持って体験させられました。

醜いモノと清らかなモノは隣り合わせで、どちらも味わうようになっていたのだと今は思います。

自分の弱みが色になり、形になるなんてその時は思いもしませんでしたが、12色の絵の具には白から黒までちゃんと用意されているし、その色にまつわるエピソードが教科書よりも絵の事を教えてくれたように思います。

もちろんそれが学び終わったわけではなく、一生続くのですが・・・。

まだほんの少しの色と形しか知らないですが、展示された絵は下手くそながらもそのわずかな色と形を表していました。


出品して展示してなければ、改めて自分の絵と対話することは出来なかったので、美術館の片隅で無言で佇んでいる自分の絵を見るのはとても貴重だなと思いました。



いろんな作品を見ると、その作品のなかで一番突出している色や形や意図が見えます。

今回の展覧会の出品者全員の作品を今日はゆっくり見ました。

愛や信念や迷いや不安など、たくさんの展示作品から見えました。



思うように行かない物事、信じきれない自分の本心、心にいつもあるもの、などなど・・・。

みんなその人なりに賢明に生きているんだと、思わされました。



家に帰る途中、夜空がとても綺麗な色をしていました。

オレンジ、灰色、青、藍色、黒のグラデーションでした。

コンパクトデジカメではなかなか上手く色が出ていませんが、綺麗な夜空を思わず撮ってしまいました。


【積極的に自分の闇と向き合え!】

【自分の心は本当は何を求めているのか?】


と言っているような色でした。
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by matsu-komichi | 2012-09-12 21:17 | 美術


『コミチ ピクトゥーラ』 油絵・写真・音楽・自然観察を楽しみながら日記のようなものを書いています。


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